走りやすかった大連のコース

アキレス会員 望月優(アメモチ)

現地伴走者と走るアメモチ

現地の新聞に掲載されました。

5月12日、中国、大連で行なわれたマラソンにアキレスのメンバーの一人として参加してきました。

私には、現地の伴走者が二人ついてくれました。
大連の方と北京の方だったので、ここでは、大連さんと北京さんと呼ぶことにします。

走った感想を一言でいうと、非常に走りやすいコースでした。

まず、曲がり角がほとんどないこと、数えながら走ってはいないので、何ヶ所曲がったのかを正確にお伝えすることはできませんが、私の記憶にある曲がり角は、折り返しのところと、ゴール手前1キロぐらいの2箇所だけです。

次に良かったことは、道路が大変広いことです。
本当に広いので、抜いたり抜かれたりするストレスを全く感じませんでした。

道路の広さを物語るエピソードを一つ書きましょう。
10キロを過ぎたところで、伴走者が大連さんから北京さんに代わりました。走りながら、私が右手に持つロープの逆端を持つ人がすっと切り替わりました。
しばらくすると、大連さんが私の空いている左手にもう一つのロープを持たせてくれました。
そうです。私を真ん中にして、右が北京さん、左が大連さんというダブル伴走でしばらく走ったのです。
次に、これに飽きた大連さんは、私から離れていったん後ろに下がり、今度は北京さんの右側から迫ってきました。
「今から目を瞑って走ります」と言って、北京さんの右側に合体しました。
そうです。今度は、北京さんを真ん中にして、左手にアメモチ、右手に大連さんという二人の「盲人」を両手にした北京さんのユニークな伴走体験です。

こんな遊びをして走れるぐらい道路が広かったのです。

ちなみに、私は、折り返しまで高速ランナーとすれ違っていることに気付きませんでした。
あまりにも道路が広くて、すれ違うランナーの足音が聞こえなかったのです。
折り返した後は、てっきり速いランナーは別のコースへといざなわれているものだとばかり思っていました。
ですが、実際に自分が折り返してみると、たんに先ほど走ってきた道の逆サイドを走っているだけでした。

アップダウンに関しては、とても緩やかなのぼりや下りがあるだけで、ほぼ平坦、これも大変走りやすい要因でした。

さらに、若い人達が沿道で「チャーヨ・チャーヨ」と大合唱の応援で、これにも勇気付けられました。

こんな形で、片言の英語ともっと片言の中国語のチャンボンでコミュニケーションを取りながら走った42キロでしたが、おかげさまで自己最高の4時間54分で完走することができました。

大連マラソンは、記録を狙う方には最高の大会ではないかと思いました。

なお、地元の盲人協会や障害者団体連合会の方々に大歓迎を受けました。
走ること以外でも、良かったこと満載の大連マラソンでした。

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